音小屋
手作りロックフェス「音小屋の灯」をぶち上げ
音楽雑誌『OTONARI』を発売、続いて音楽雑誌『yajirushi』も4月25日に発売!
鹿野 淳による音楽ジャーナリスト養成学校「音小屋」
6月より、次なる第五期を実施!
さらに、6月22日(土)・23日(日)の2日間、札幌にて初の集中講義を行います!

去年の春から始めた「音小屋」も、一年の時を迎えました。今までで9クラスの生徒を迎え、東京のみならず大阪と仙台でも開講することが出来ました。この半年間は実際に雑誌を作って全国販売をしたり、新木場スタジオコーストでフェスを開いたり、積極的に「まっさらな音楽ジャーナリズムと音楽の現場を世に問う」ことをしてきました。
2年目の音小屋は再び原点に戻り、多岐に渡る音楽メディアの世界を総括し、実際にレビューやインタヴューの模擬などをしたり、フェスの在り方についてディスカッションをしたりしようと思います。時代も変化していますし、音小屋として雑誌やフェスを発信した経緯もあり、より実感の深まった、そして現実性の高いリアルな授業をすることができると思っています。
さらにこのクールの中で、北海道の札幌でも開講しようと思います。東京以外で3カ所目の音小屋生を生み出せる事を嬉しく思います。自分も過去にいろいろなことをさせてもらった北海道、そして山口一郎や大泉洋という仲間がヒーローとして根深く息づいている北海道。その北海道の中心の札幌で新たな音楽メディア人としての可能性と出逢える事を楽しみにしています。是非とも音楽とメディアについてとことん突き詰め合いましょう。
音小屋を始めてから1年。音楽も、音楽ジャーナリズムも未だ混沌としたまま試行錯誤を続けています。その中で確かな指針を放てる新しい才能を発掘、そして育成するべく、これからも音小屋を邁進していこうと思います。
応募、よろしくお願いします。あなたを待ってます。

鹿野 淳

【講義プラン】

――第五期――

第1回「音楽メディアとは何か?」

そもそも音楽メディアが果たして来た事。そして音楽と音楽メディアの「今」。さらには音楽メディアは音楽のためにどうあるべきなのか? ざっくばらんとした音楽メディアのディテールに踏み込み、位置づけ、そして音楽メディア人の役割を理解してもらいます。


第2回「ライターになるために」

ライターという仕事はえてして派手で華やかなイメージがありますが、実態はこんなにも地味で面倒な仕事なんだということを、楽しく皆さんにお伝えしていきます。インタヴュー、レヴュー、原稿書き………ライターになるための実践講座です。


第3回「出版について」

テレビメディア、ラジオメディア、WEBメディアなど、いろいろなメディアがありますが、そういう中で出版メディアとは何なのか? 雑誌メディアの役割や将来性などをシビアに語っていきます。出版不況と言われている中、出版社の社長である鹿野ならではのリアルな本音をどうぞ。


  

第4回「編集者はとても楽しい」

編集という仕事は何なのでしょうか? どんな企画をたて、どんな撮影をし、どんな特集とタイトルを生み出し、どんなページに落とし込んでいくのか? 無限の可能性を秘める自由な職業、それが編集者。その編集の快感と苦しみの両方を、丁寧に明快に解説します。


第5回「WEBメディアと音楽の相互関係」

音楽とWEBは何故親和性が高いのか? その中でWEBは音楽の未来をどう変えていこうとしているのか? その中で今のWEBの限界がどこにあって、どう進むべきなのか? 一括りにできないWEBの中の様々なメディアの現状を伝えながら明日のWEBメディアを探ります。


第6回「あなたにもイベントやフェスができる!?」

最後はイベントやフェスを自分がプロデュースするために学ぶべき事。独自性の高いイベントを開くために学ぶ事。様々な業種の人達を巻き込みながら、フェスをオーガナイズするために知っておきたい事を伝授します。実はあなたにもフェスを開く資格はあるのです。



【日程】

受講時間

各講義120分程度

受講料

24,000円(税込)

会場

――第五期――
株式会社FACT会議室(東京都世田谷区北沢2-14-16 北沢プラザビル4F)

――札幌講演――
札幌市内(後日、受講生の方に場所の詳細をお伝えします)

参加資格(第五期&札幌講演ともに)

高校2年生(16歳)以上の方

持ち物(第五期&札幌講演ともに)

筆記用具、受講料 ※ブログやツイッターでの掲載等、2次使用されなければ小型の録音機材の持ち込みも可能です

定員(第五期&札幌講演それぞれ)

12名 (定員を超過した場合、選考をさせていただく場合がございます)

応募締め切り(第五期&札幌講演ともに)

応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。