NEW STANDARD MUSIC JOURNALISM――より深く、より鋭く、音楽の未来を作るMUSICA (ムジカ)公式サイト
2012年より開講した音小屋ですが、そもそもは音楽ジャーナリストになる若手が減っていることや、その職についてもどうやって音楽メディアを牽引していいかわからない人が増えている危機感の中で、新しくシーンを彩っていくメディア人を生み出すべく始めました。
今や生徒達は音小屋を経て、レコード会社、編集者、ライター、コンサートプロモーター、自分でメディアを立ち上げるなど、たくさんの方々が様々なアクションを起こし続けています。本当に明日の音楽業界を牽引する光になり始め、喜ばしい限りです。
今回の音小屋は3講座、開講します。
音小屋の根源的な目的である、今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための「ライター科」、変わりゆくリスニング環境やシーンをどう捉え、その心臓部に突入するのかを学ぶ「メディア科」、そして今の音楽業界を最も大きな力として支えているライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう「フェス&イベント科」。恒例の3つのクラスによる、半年間にわたる長期講座を今年も開講します。
「ライター科」は小野島 大氏を講師に、インタヴューのノウハウ含め、音楽ライターとしてのライティングスキルを磨く文章講座を実施します。
音楽の新しい伝え方、これからのメディアの作り方をテーマとする「メディア科」は柴 那典氏を講師に、様々なメディアを駆け巡っている氏のリアルな実感を生徒達と共有しながら、ディスカッション形式で行います。
そして鹿野が担当する「フェス&イベント科」は、来年もGWにさいたまスーパーアリーナにて開催予定の春の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2023」と連動した授業となります。こちらの講座は、鹿野以外にもコンサートプロモーター、プレイガイド担当者、ケータリング業者などがゲスト講師として講義をします。
3講座とも現場感覚がものを言う講義となりますので、「我こそは!」と思う方々、熱い応募を待っています。本気でやらないとメディアへの道もフェスも駄目になってしまう大切なものなので、あくまでも真剣にくらいついてきてくれる方を待っています。
音楽ライター(音楽評論家、音楽ジャーナリスト)を目指す人のための文章講座です。そもそも言葉で表すことができない音楽をあえて言葉で表現するのが我々の仕事ですが、それ故の難しさがあり、またそれ故の面白さ、醍醐味もあります。音楽について書かれた優れた文章は、しばしば音楽から受けるものとは異なる感動と知的興奮を与えてくれます。自分が音楽から受けた感動を、文章を通じて遠く離れた見も知らぬ人達と共有する喜びは、何ものにも代えがたいものです。文章技術だけでなくインタヴューのノウハウや、プロを目指すための心得、情報収集のコツなども教えます。
【開催日程(全18回、全日火曜日)】
2022年:10月11日/10月18日/10月25日/11月8日/11月15日/11月22日/12月6日/12月13日/12月20日
2023年:1月10日/1月17日/1月24日/2月7日/2月14日/2月21日/3月7日/3月14日/3月28日
※時間は全日程、20時~22時。各講座約2時間。
【定員】
1クラス12名(定員を超過した場合、選考をさせていただきます)
■小野島 大
音楽評論家。9年間のサラリーマン生活、音楽ミニコミ編集を経てフリーに。『MUSICA』『MUSIC MAGAZINE』『ROCKIN'ON』『週刊SPA』『ナタリー』などのほか、新聞、雑誌、各WEB媒体などに執筆。1996年から2009年まで、西武百貨店池袋コミュニティ・カレッジにて『音楽ライター養成講座』の講師をつとめる。
Twitter: @dai_onojima FaceBook: dai.onojima
音楽の新しい伝え方、これからのメディアの作り方をテーマとする講座。ポスト・パンデミックの時代になり、音楽を伝え、広めるメディアのあり方は大きく変わりました。ストリーミングサービスの普及、新たなヒットチャートの浸透、動画サイト発のムーブメントなど、テクノロジーの発達を前提に、次々と新たなルールと方法論が生まれています。そんな中で、時代によって変わらない言葉と文章の価値をどう高めていくか。音楽ジャーナリストとしての仕事術を教え、またメディアの現場に携わる先達の声に学びつつ、新しい音楽メディアの可能性と戦略をディスカッション形式で探ります。
【開催日程(全18回、全日水曜日)】
2022年:10月12日/10月19日/11月2日/11月9日/11月16日/11月30日/12月7日/12月14日/12月21日
2023年:1月11日/1月18日/1月25日/ 2月1日/2月8日/2月15日/3月1日/3月8日/3月15日
※時間は全日程、20時~22時。各講座約2時間。
【定員】
1クラス12名(定員を超過した場合、選考をさせていただきます)
■柴 那典
1976年神奈川県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、99年株式会社ロッキング・オン入社。『ROCKIN'ON JAPAN』『BUZZ』『rockin'on』の編集に携わる。04年、退社後にフリーのライター/編集者として独立。雑誌やWEBなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やカルチャー分野を中心に幅広くインタヴュー・記事執筆を手掛ける。著書に『平成のヒット曲』(新潮新書)、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)、『初音ミクはなぜ世界を変えたのか』(太田出版)。共著に『ボカロソングガイド名曲100選』(星海社新書)、『渋谷音楽図鑑』(太田出版)。主な執筆媒体は『AERA』『ナタリー』『CINRA』『MUSICA』『REALSOUND』『MUSIC MAGAZINE』など。大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション 客員准教授。
Twitter: @shiba710
フェスやイベントの企画制作プロデュースをできるようになるためにゼロからを学ぶ講座です。来春もGWに開催予定の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2023」をプロデュースする講師陣が、フェス制作のドキュメンタリーをそのまま授業に持ち込みます。今回で7度目の試みになりますが、最終的にVIVA LA ROCK 2023(10回目となる記念開催です)の重要なポジションで働いていただく、つまり半年間でそれが完璧にできる人材になるためのライヴ&イベント業務全般の0から100までを一気に学ぶ、パワフルな講座です。
【開催日程(全18回、VIVA LA ROCK開催期間以外は全日月曜日。VIVA LA ROCK開催期間は授業3回分の扱いとします)】
2022年:11月21日 / 11月28日/ 12月12日 / 12月19日
2023年:1月16日 / 1月23日 / 2月13日 / 2月20日 / 2月27日 / 3月13日 / 3月20日/ 3月27日 / 4月10日 / 4月17日 / 4月29日(金・祝)〜5月8日(日)(VIVA LA ROCKの準備日および開催日)/ 5月22日
※時間は全日程、20時〜22時(予定)。各講座約2時間。ただしVIVA LA ROCK準備&開催期間は終日実地研修となります。
※ビバラ開催期間中の4月29日(土・祝)〜5月7日(日)は授業3回分の扱いとします。詳細は開講後、授業にて説明をします。
【定員】
1クラス14名(定員を超過した場合、選考をさせていただきます)
■鹿野 淳
1989年扶桑社入社、翌90年株式会社ロッキング・オン入社。98年より音楽専門誌『BUZZ』、邦楽月刊誌『ROCKIN’ON JAPAN』の編集長を歴任。04年ロッキング・オン退社後、株式会社FACT設立。06年にサッカー雑誌『STARsoccer』を創刊し、07年に月刊音楽専門誌『MUSICA』を創刊させる。フェスは2000年に「ROCK IN JAPAN FES.」に、03年に「COUNTDOWN JAPAN 03/04」の立ち上げにオーガナイザーとして関わり、10年からは東京初の大型フェス「ROCKS TOKYO」をオーガナイズ。14年より埼玉県初のメガフェス「VIVA LA ROCK」をプロデュースしている。
Twitter: @sikappe Instagram: @sikappe
第1回〜第9回講座(全9回分) 41,000円(税込)
第10回〜第18回講座(全9回分)41,000円(税込)
※授業料は第1回〜第9回講座と第10回〜第18回講座の2回に分けて支払い。9回目の講座が終了後、引き続き参加する場合は第10回〜第18回講座の分の受講料として更に41,000円(税込)をいただきます。
株式会社FACT会議室(東京都世田谷区北沢2-14-16 北沢プラザビル4F)
高校2年生(15歳)以上の方
下のボタンよりエントリーシート(Excel版 or PDF版)をダウンロードしてください。 データ又はプリントアウトしたものに記入後、メール又は郵送にてご送付ください。
●メールで応募される方
otokoya@fact-mag.com まで添付にてご送付ください。
件名は「音小屋〇〇(希望の講座をご記入ください)科応募」としてください。
●郵送での応募
下記住所まで、エントリーシートを封書にてお送りください。
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-14-16北沢プラザビル4F
株式会社FACT 「音小屋」係 宛
2022年9月27日(火)23時59分まで。※郵送の場合、2022年9月27日消印有効
2022年10月5日(水)23時59分まで。※郵送の場合、2022年10月5日消印有効
10月7日までに、合否にかかわらず選考結果を通知します。10月7日を過ぎても合否の通知が届かない場合は、お手数ですが音小屋のメールアドレスotokoya@fact-mag.comにその旨をご連絡ください。
筆記用具、受講料 ※SNSやポッドキャスト、ブログやツイッターでの掲載等、2次使用をしないという条件下であれば小型の録音機材の持ち込みも可能です